黄銅(おうどう、brass)は、銅Cuと亜鉛Znの合金で、特に亜鉛が20%以上のものをいい、真鍮(しんちゅう)と呼ばれることも多い。
特に、銅は大気中では極めてすぐれた耐蝕性を発揮します。
これは表面に緑青という錆の被膜をつくり、母体金属の酸化を保護するためです。
また極微量作用といって、僅かの量で驚くほどの殺菌作用があるため、
デザインやインテリア上だけでなく、ドアハンドルや扉のノブや把手などに銅・真鍮金物を使用するのは衛生上もすぐれているからです。
(例えばコインに銅や銅合金が使用され、多くの人の手に触れているにもかかわらず、衛生性が保たれている)
また使えば使うほど表面が酸化して独特の味わいがでてきます。
使い込むことにより真鍮本来の美しさが増してきます。